2016年

昨日のお得意先経営方針説明会で、まさしく当社も同様の取り組みをしていかなければいけないと思うポイントがありました。

地方のＧＭＳ店舗の閉鎖及び食品重視のＳＭ化、そして地場の衣料品店の閉店が相次いでいるという状況があります。

効率を重視した当然の方針のように思われますが、その結果地方の活動範囲の狭い高齢者の方々は衣料品やタオルを買うお店がなくて困っているという現実があります。

もちろん昨日のお得意先は、その地域に出店を強化する方針を撃ちだされています。

我々も同様の視点で再度マーケットを確認する必要があるのではないでしょうか。

どのルートを使ってどこで売って頂くのが最もお客様に楽しくタオルを選んで頂けるのか。

固定概念にとらわれることなく現状に沿ったかたちの対策を練る必要があると思います。

そこでのキーワードは”大人のタオル”ではないか。

展示会を機にもう一度大人のタオルについて考え進化させる必要があると思っています。

４月１日入社式です。

若くてフレッシュな人たちがチームに加わってくれるのは本当にワクワクします。

未来の林を背負って立つ人材に育って欲しいと思います。

先日奈良に行く機会がありまして改めて法隆寺などの仏像を拝観すると富士山と似た気持ちというか

あまり焦ったり力んだりせず平常心・平常心と言われている気がしました。

飛鳥時代の一刀彫の仏像は素晴らしいと思ったというところからのつながりで以下のお話をさせて頂きました。

カトリックの精鋭部隊と言われたイエズス会の創立者、聖イグナチオは次のような喩えを使っています。

もし材木が彫刻家の振り下ろすノミをよければ、いつまでたっても立派な彫刻になれないだろう。

それと同じで、人間も神が与える試練をよけていれば、いつまでたっても立派な人間にはなれないだろう。

皆さんにとっては神というよりは会社や上司、お得意先に置き換えたほうがイメージが湧きやすいと思います。

今日のあなた達は一本の丸太と同じです。

今までの学習量やスポーツでの鍛え方等で太い細いはあると思いますが

いろんな試練によって削られて、必要だと思ったら自分から試練に飛び込んで削ってもらってでも

早く本当の自分らしい自分になれるよう成長できるように努力して欲しいと思います。

当社の企業理念は、「笑顔とタオルでいっぱいの会社」です。

真面目くさっていてもなにもいいことはありません。

明るく笑顔で一緒に頑張りましょう。

みんなの笑顔がきっと会社を元気にしてくれると信じています。

期待しています。