商品部

2017年10月17日

公開日: 2017年10月17日

中央商品センター商品部 橋本です

少し前に、山口県の萩を訪れました。  

 

明治維新の立役者を多く輩出した土地で、彼らの誕生の地として

多くの建造物が現存しています。
写真①

写真④
有名どころの建造物は大体有料ですが、

玄関手前くらいまでは入れるのでそこまでで充分楽しめます

 

どういった気持ちでこの道を歩いていたのかは今となっては

分かりませんが、歴史を動かした立役者達が歩いたであろう道を

歩くのは非常に感慨深いものがありました

写真②
道が非常に狭いですね。
写真③
明治維新自体が良かったのか悪かったのかは分かりませんが

歴史の転換期であったことは間違いなく、

大きな理想の為にぶつかり合っていた熱い時代であったことは

容易に想像できます

そういった先人達がいたからこそ今の日本に繋がっているのは紛れもない事実ですので

詳しくは知りませんが尊敬の念を抱きました。

同時に私も先人達のように熱い想いを持って仕事に取り組んでいかなければ!!と改めて思いました。

 

 

来年2018年が明治維新からちょうど150年ということで

萩だけでなく、鹿児島や薩摩、長州エリアは盛り上がること間違いなしです

興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか

 

公開日: 2017年10月17日

こんにちは。第二営業部デザイン室の大山です

 

ちょっとレトロな印刷と紙もの雑貨が大好きな私…

先日、活版印刷のイベントに行ってきました。

 

イベント会場はこちら!
写真01
本社の方なら、毎日目にしている建物ではないでしょうか

こちらの建物の1.2階部分は普段は活版印刷のワークショップスペースとなっていますが、

今回は活版印刷のイベント会場として、全国からの活版印刷で作られた紙雑貨の

展示販売が行われていました。

 

活版印刷とは金属や木に文字を掘り込み、それを並べて文章にしたものにインクをつけて印刷することです。

原理は判子と同じですね。
写真02
近年では金属や木で版を作るのではなく、樹脂版を使用することが主流となっています。

 

こちらが昔から使われている文字版です。
写真03
一文字一文字がバラバラになっているので、これを大きさ、字間、行間などを考慮しつつ

上手に組み合わせて文章にします。

技術はもちろん、センスも必要な職人のお仕事ですね。

 

私たちデザイナーがPCのソフトを使用して文字を打ち文章を作ることを

「文字を組む」と言うのですが、この「組む」という語源は、

この1文字1文字を組み合わせて文章を作る上記の工程からきているそうです。

 

組み合わせて出来上がった版をこのテフートと呼ばれる機械で印刷します。
写真04
上部の丸い部分にインクを乗せ、ローラーで伸ばしながら版にインクをつけ、

万遍なくインクが版に乗ったら取っ手をぐっと引いて紙に版をプレスすると印刷完了!

必要部数分この取っ手を引いてプレスする作業があると思うと……

でもこの手間もレトロな印刷の魅力のひとつだと思います。

 

判子のように凹凸のある版ですので、インクの付いたところは押し付けられて紙にも凹凸ができます。
この凹凸が作品の味になってとってもカワイイと思いません!?

写真05

こちらはイベント会場に見本として置かれていたウエディングのペーパーアイテムです。
写真06
活版での凹凸による陰影に趣があって、印象深いものになりますね

写真07

活版印刷ではデータ上だけではなく、出来上がりを想像してデザインをしていく過程も

意識して大事にしていかないとなかなか素敵なものはできません。

これはタオルのデザインも同じだと思います。

何にしてもまだまだ勉強が必要です…

 

これからの時期、クリスマスカードや年賀状などを作るのに、こちらのワークスペースを

利用してみてはいかがでしょうか?

素敵な作品ができたら是非私にも見せてくださいね!

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