今回のバースデーインタビューは、中央商品センター 商品部の上西部長
林株式会社でのキャリアはなんと、37年
高校を卒業したばかりのやんちゃだった少年は、どのように、ここまでキャリアを積んできたのか?
そしてこれからはどんな夢を持って働いていくのでしょうか?
高校三年生になり、就職活動を始めたとき、当時の高校に来た求人は、たった二つ
一つは証券会社、そしてもう一つが林株式会社だったそうです。
選ぶも何も選択肢は二つに一つ。
“基本給に目がくらんだんや”とご本人が笑いながら振り返るように、
若い青年は、林株式会社を選択し、筆記試験やそうそうたるメンバーの面接をクリアし、
林株式会社に入社することになりました
入社して最初に配属されたのは、大阪本社
しかし、たった5日で東京店への異動が言い渡されます
東京店に勤務する初日、もちろん当時の東京店店長だった上司に、
気合十分で
“今日から東京店配属になりました!頑張りますので宜しくお願い致します!!”と挨拶した上西部長。
“よく来たね!がんばれよ!” “一緒に東京店もりあげよう!”
など温かいエールの言葉をまっていた18歳の青年に帰ってきた言葉は・・・・
“誰やこんな子供連れてきたのは”
という衝撃の返答でした(笑) (確かにまだ18歳だけど・・・)
今だから笑い話にできるけど、本当に衝撃的なスタートだったと振り返っておられました。
初日のこの事件を皮切りに、この上司とは数えきれないほどの衝撃エピソードがあるようですが、
周りの方から見ると、上西が一番気に入られてた! と言うんですから、
きっとその上司から部長への最大の愛情表現だったんだと思います
この頃の林株式会社は、世の中の流れも相まってまさに会社の成長期
社員は、毎日夜遅くまで仕事をし、寮生活をしていました
みんな同じ寮に住んでいるのだからと、毎日仕事終わりは、
夕食代わりの飲み会が繰り広げられていたそうです
飲みに行って、間でラーメン、そしてまた飲む。
気付けば朝になって、そのまま会社に直行なんてこともあったとか(笑) (まさに、やんちゃ・・・・)
そんな時代を、林社長と共に過ごした上西部長にとって忘れられないのは、
新宿・歌舞伎町の「オロチョンラーメン」
超激辛ラーメンで有名だそうですが、
「僕は、普通のオロチョンやったけど、社長はスーパーオロチョンたべてましたよね~」
なんて二人で懐かしそうにお話しされる姿に、
この大変な時代を共有してきた戦友同志の何とも言えない素敵な空気感を感じました
東京店で物流→営業を約6年間した後は、大阪に戻り、商品の仕入れ担当(商品部)に
結婚もし、38歳で再度単身赴任で、2年間東京店営業。
その後、また関西に戻り、商品部に在籍され、現在に至ります
商品部に配属になってからは、海外出張の日々
海外に行けば、トラブルはつきものですが、さすがやんちゃの上西部長はスケールが違います。
いろんな伝説の中でも、やはりとびきりのNO.1は、
鎖骨骨折
朝起きた瞬間、起き上がれないほどの痛みを感じたそうです!
事件発生時の記憶は定かではないそうなのですが・・・(笑) それが中国の白酒の恐ろしさ。とのこと(笑)
しかし、商談相手はタオル工場、まさに縫製のプロ
部長の腕の長さや高さにきっちり合わせた三角布をすぐに縫製してれたそう
そしてそのまま残り2日間の出張日程をしっかりこなし、帰国されたそうです
まさにやんちゃなエピソードですが、
部長が今の若い世代に足りないと感じているのはこのような破天荒な部分
骨を折れ! というとでは決してありませんが(笑)、ルールや常識の中に凝り固まるのではなく、
自分でそこを突き破るような元気さ、積極性、アピールをしてほしい と日々感じておられるそうです
実際の仕入れ業務に関しても、部長のやんちゃぶりは顕著
部長に同行する部下からは、部長の判断力や即決力がすごい!という声があるように、
バイイングはいつも大胆かつ即決で正確
それは、林株式会社の圧倒的な財政力と仕入れを任されているという自負があるから。
他の会社に行ったら今の様に仕事できへんね!・・・と本人がおっしゃるように、
商品を仕入れた後の、林株式会社の在庫保管能力、営業部の売る力、そしてデリバリー力を信頼しているからこそ、
自分は今のようなスタイルで仕入れの仕事ができているとおっしゃっていました
そんな部長の林(株)でかなえたい夢は、
自分が歴代の先輩方に教えて頂いて培ってきたタオルの知識や会社での考え方を後輩に伝えていくこと
今までたくさんいろんな人に迷惑をかけてきたという思いがあるから、
最後は、自分の知識をすべて伝えて、まわりの人に恩返ししたいそうです。
そんな部長の休日は、穏やかそのもの
奥様とはお休みの曜日がなかなか合わないので、休日は奥様を玄関で見送り、
その後は、自由な時間を満喫されているそう。
朝から市場のすし屋でいっぱい飲みながらお寿司をつまむこともあるとか (かっこいい!)
このインタビューの前日も、何を話そうか寿司屋で考えてきた!とおっしゃっていたので、
無類のお寿司好きのようですね
社員からのバースデーカードには、
〝健康に気を付けてください!” と ”飲みにつれてってください!”が圧倒的に多かったので、
そう書いてくれた人とは飲みに行こうと思っています!とおっしゃっていました
カードに “連れてって!” と書いた皆さん
忘れず高級寿司に連れて行ってもらいましょうね
林の社員として、長いキャリアを積まれてきた上西部長。
会社の歴史を体感されてきた部長だからこそわかることを、
私たち後輩社員は、積極的に自分たちから学んでいきたいと思います。(やんちゃさも)
これからもぜひ、商品部、そして林株式会社を宜しくお願い致します。
お誕生日おめでとうございました