東京店の井口です
昭和47年3月に入社していつのまにか47年間経ちましてこの3月で退職します。
大阪本社で4年、東京店で43年勤務しましたがいろんな思い出が頭に浮かんできます
入社当時は右も左もわからないままにただ、ひたすらに動いてきました。
当時は工場から入荷する荷物を出荷分と在庫分に分けて整理をして出荷業務が終了後、
管理担当倉庫へ行き倉庫整理や在庫表の整理をしました。
2年半位、そういったデリバリー業務をした後、営業の勉強をさせて頂きました。
営業担当といっても受注分の商品手配や加工、デリバリーもすべて自分が行うといったものでした。
そのような業務が1年半位続き昭和51年の春に東京店に転勤となりました
それから今日までの43年間、東京店で勤務いたしました。
東京店に着任した時は私ともう一人、新入社員が東京店配属となり
パートさん3名を合わせて14~15人だったと記憶しています。
東京店でも営業をしながら本社と同様、商品手配、加工、デリバリーや
時によっては納品伝票や荷物の送り状作成も行う日々でした。
本社にいる時から仕事は非常につらく厳しいものでしたがその分、
結果が目標に届いた時の達成感は格別でした
ここまで働いて来れましたのは良き先輩、同期、後輩の方々や社内外のライバルが居たのと
お得意先様のご担当の方にも恵まれたからだと思います。
しかし、47年の間には悔しい事もたくさんありました。
ある得意先の担当課長に、お宅の商品が悪いから売上が伸びないと言われ
半年くらい納品を止められた事がとても悔しかったです、、。
あきらめずに仕入れご担当の方とは商談をして頂いていましたが
ある日、担当課長が売上不振を理由に退社されたので納品の為の商談が出来、
商品の売場への復帰を果たす事が出来ました
その後、その得意先様への売上も得意先様の売上も増加したことは大変うれしかったです
その時に感じたのは常に接している仕入れご担当の方との信頼関係でした。
どの得意先様でも約束事は守り、どんな小さなトラブルでも誠意を持って対応すれば
信頼、信用を得る事が出来る事を特にその時に感じました。
うれしかった事もたくさんありますが、自分が思い描いた商品が出来、
それが売れた時の気持ちは何事にも代えられませんでした
当然、仕入れご担当の方と商談をしているわけですからご本人の成績も上昇しますので
新しい商談を気持ち良くして頂く事が出来ました。
若い頃には失敗した事もたくさんありましたが何とか乗り越えて
少しずつですが成長できたと思います
他にもたくさん思い出は有りますが一部を紹介させて頂きました。
特に若い方にお伝えしたいのは、
誰にでも常にあきらめないでしつこく誠意をもって接する事です。
そして思い感じたことには常にチャレンジして欲しいです。
最後に好きな言葉を3つ記載させて頂きます。
・「人ニハ1-」(人には辛抱が一番の意味)
・「ハタラク」
・「人間万事塞翁が馬」
桜の花も咲き始め、4月から新年度が始まりますので皆様も気持ちを新たに頑張って下さい
私も新しい環境で希望を持って頑張りたいと思います