こんにちは!商品部の上中です
朝晩が寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
気が付けば冬が近づいてきて、今年も残すところあと2か月です…早い
突然ですが、皆さんは『金継ぎ』をご存じでしょうか?
これは日本の伝統的な修復技術で、
割れたり欠けたりした陶磁器や漆器を漆でつなぎ、
その継ぎ目を金などで装飾する、というものです。
傷をなくすのではなく、
あえて修復箇所がわかるように修復されて、
破損前から変化した美しい姿を楽しめます。
私はこれを、好きなイギリス人歌手の歌で初めて知りました
日本のこの技術に感銘を受け、
曲を作ったそうです。(曲のタイトルがKintsugi!)
ばらばらに砕け散っても私は私、
思い出すために小さな傷は残したまま、
金で繋ぎ合わせて輝くの
と彼女は歌います
失敗したり、傷ついたりしたことも自分の一部だと認めて、
それを上手く『金継ぎ』することで、
その継ぎ目が自分をさらに輝かせてくれる、ということが
自分にとってすごく励みになりました
時には自分の砕けた破片を拾おうとしてくれる人を
傷つけてしまうこともありますが、
それでも手を差し伸べ続けてくれる人がいることに感謝しながら、
日々自分を金継ぎしていきたいです
皆さんも、失敗したり傷つくことがあった時には
『金継ぎ』を思い出してみてください
少しでも前向きになれるきっかけになれれば幸いです!
それでは最後に、最近見つけた”金”の写真で締めたいと思います