今年もあっという間に年末を迎えました。
コロナ禍でみんな頑張って出勤して頂いて、本当にありがとう。
本来なら年始の挨拶ですが、
是非とも皆さんに正月休みに考えていただきたい、何か発見して頂きたい、
という思いから今年は年末にご挨拶をさせて頂くことにしました。
今月初めに日経MJ50周年記念企画ということで
久々にセブンイレブンの鈴木さんとユニクロの柳井さんの記事が掲載されていました。
直接お話を聞く機会も今までにもあったのですが、新聞記事で拝読しますと、
時が過ぎても、なるほどなぁ、と考えさせられるものでした。
「常に変化し続けないといけない。誰もが同じことを続けてしまうものだ。」
営業の皆さん、ずっと同じお得意先を担当し続けてじり貧になっている人はいませんか?
新規開拓・新業態開拓を全くしていない人はいませんか?
これは同じことを続けてしまっている最たる例です。
これだけコロナ禍で生活様式が変わっていると言われているのに、営業活動は何も変わらない。
それって、おかしくありませんか?
東京店の大先輩である山川さんが昔大好きだったフレーズを皆さんに申し上げます。
「みずすましやないねんから同じところばかりくるくる回って何をしてるんや!」
これは、営業だけの問題ではなく商品の仕入れ先の構成も同じ。
デザイナーのアイテム開発も同じ。
物流のトラック業者さんや内職さんも同じ。
私は、人間の寿命と同じく企業にも寿命があると思っています。
よく企業30年と言われたのは、
30歳で起業したオーナーが30年経って60歳になり、
いわゆる定年を迎える時期、という風に考えればわかりやすいでしょう。
例えば内職さん。
すごく当社のことを理解してくれて、ずっと頑張ってくれているとしても、
川西の中央商品センターができた時からお付き合いしていれば、もう33年。
もちろん新規開拓は順次していますが、まだ努力が必要です。
お得意先様にも、同じようなところはたくさんあるのでは?と思います。
最近のスーパーの統合や売却。
最先端だった店舗も、時間が経つと鮮度がなくなってきてるのかもしれません。
うちの会社も同じです。
かつては変化し続ける企業だったかもしれません。でも今はどうでしょう?
企業は人なりといいます。
皆さん一人一人の力で働きで会社は成り立っているのです。
会社が変化し続けるには、皆さん一人一人が変化し続けなければいけないと思います。
一年の計は元旦にありというように、
この正月休みに来年自分はどう変わるのかという目標を設定して頂きたい。
そしてその目標に向かって一年しっかり頑張っていただきたい。
初出勤の日では遅いのです。
是非とも今日から自分自身の今年一年をしっかり振り返ってほしい。
そこをちゃんとやらないと来年の自分が見えてきません。
来期、当社は65周年を迎えます。
みんなの力を結集して来年を絶対にいい年にしていきましょう!