何でも自分でやってみるのが林流
公開日: 2019年9月20日
遅くなりましたが、8月の派遣さん・パートさんの慰労会、みなさんお疲れさまでした。
とても暑い日で、花火が中止になったりと条件は良くなかったですが、みなさんの協力のお陰で大盛況だったと思います。
あらためて、みなさんありがとうございました。
来て頂いたみなさんが喜んでくださっていたら嬉しいなと思います。
やはり自分たちで企画して、自分たちで実行するということは素晴らしいことだと思います。
自分たちで実行すると、問題点・改善方法をその場で体感し次回につなげることができます。
20年ほど前には、全く違う形で花火大会をやっていました。
食事や飲み物もすべて当時のお弁当屋さんに依頼し、屋台のような形式でした。
もちろん、私たちはとても楽でした。
でも、今回のような社員の一体感や盛り上がりというものは全くなかったように思います。
誰かに喜んでもらうために社員が一丸となってやるということに意義があるのです。
展示場の設営も同じです。
私が入社した当時は、展示場は本社2階のデザイン室のスペースだけでした。
そんなスペースで商売になったのか?という疑問があると思いますが、事実それくらいしか新商品はなかったのです。
小さいスペースにもかかわらず、ディスプレーのプロを雇っていました。
確か1日一人3万円というような高価な金額で・・・
その後、松森さんが入社され、何とか自分たちでできるようにならないか、プロの業を盗む計画を立てました(笑)
1年も立たないうちに、今と同じようにデザイン室の方々で出来るようになりました。
こういう事例は、’ノウハウは社内で蓄積していく’という意味で非常に重要な意味を持ちます。
そして、社内で毎回やることによって、さらなるアイデアや発見があれば、
そのノウハウは更にブラッシュアップされていきます。
その後も松森さんは努力を重ね、表具屋さん(壁紙を貼る職人)
造作屋さん(棚や台を手作りする人)のノウハウもすべて盗み(笑)、
今や外部の誰の力を借りることなく自分たちの手で展示場を仕上げています。
ノウハウの蓄積とコストセーブの達人であります。
自分たちの力で何かを仕上げる・形にすることの達成感は、自ら体を動かした者にしかわかりません。
是非、営業・商品部・デザイナーのみなさん、松森さんの作り上げた骨組みに生命を与える気持ちで
サンプルのディスプレイ・たたみ・POP作り、
そして整理整頓を真心を込めてしっかり実行していただきたいと思います。
展示会に来られるお客様の笑顔のために頑張りましょう。
松森さんの話になりましたので裏話を少し。
松森さんが入社された後、入社を決心した理由はなんですか?と言う質問をしたことがあります。
意外にも、面接の時に私がダブルカフスのワイシャツを着ていたから
”こういうおしゃれな人がいる会社で働いてみようと思った”とのこと。
そういえば、あの当時は毎日スーツを着ていました、今では考えられないですけど・・・
でもそうしたら、松森さんは入社していなかったことになりますね。
ダブルカフスに感謝。