社長

コロナ禍で思うこと ~前編~

公開日: 2020年10月19日

新型コロナウィルス問題が発生してから半年以上。

世間では、コロナ鬱やコロナ離婚なる言葉を耳にすることが増えました。

先日NHKで特集されていたコロナ禍の産後鬱について取り上げさせて頂こうと思います。

コロナの影響で、地域の子育てセンターが閉鎖されもちろん相談は出来ないし

本来そこで出来るママ友を作ることができない。

だから誰にも相談できない助けを求めることができない。

すべてが不安になり孤独しか感じなくなる。

そして次第に子供にもどう対応していいかわからなくなり、育児放棄に近い状況となる。

こういう話を聞かされると、誰かが見守っていてくれている

寄り添ってくれている、いつでも相談ができるというような極々普通のことの重要性を

こんなに感じたことがないと思います。

 

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*コロナ後に生活がどう変わるのか?*

コロナ後に生活がどう変わるのか?という議論が盛んですが

絶対に何かが変わる、変わらなければならないと過剰反応しすぎているように思います。

ここで冷静にどのような対応をすべきかを考える必要があります。

一つ言えることは、コロナ対応で出費が増えていること残業が減っていることなどの為

財布のひもはかなり固くなっているのではないかということです。

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*リモートワークは定着するのか*

先日から2022年卒のインターンシップを開催していますが、

やはりリアルで実施頂けるのはありがたいという声を、

ほとんどの学生さんからいただいています。

リモートでは、会社全体のムードや規模感が全く伝わってこないという意見が多かったです。

私も海外のサプライヤー様とリモート会議をすることが多くなりましたが

人間関係は相当出来ていても、ピンポイントの価格交渉や問題点の解決にしかならず

結局サンプルをたくさん送ってもらうことになってしまっています。

当社の営業がもしリモート営業をするとなれば、

サンプルを送るだけの結果にならないようにするべく役立ちツールを準備しておく必要があります。

しかし、本当に役に立つものを作るためにはかなりの時間と労力が必須です。

今、若手グループで一生懸命取り組んでくれています。

完成すれば、今以上の感染症拡大時に役に立ってくれるかもしれません。

私個人の意見としては、まず社内教育ツールとして使うべきだと思っています。

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*会社に出社することの意義*

伊藤忠商事さんも先日100%出社を宣言されました。

会社に出社する意義があるからだと思います。

人間はもともと人に会ったり、話したりしながら成長していく動物だと思います。

出社していても、自分で解決することの難しい問題に対し

悶々として時間を浪費してしまっている人がたくさんいます。

自分で考えて問題を解決するということはとても重要です。

しかし、必要以上に時間を使うことは無駄だと考えます。

先輩や上司に相談して、早く解決し先に進むことが重要です。

もしリモートで仕事をしているとしたらもっと多くの時間を浪費していると考えられます。

スピード感がとても重要な時代です。

さらに、会社というのは単に仕事をするだけの場所ではありません。

個人の問題や家庭の問題にも気軽に相談に乗ってもらえる仕組みがあります。

誰かが自分に寄り添っていてくれる、きっとストレスを軽減してくれる場所だと思います。

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続きはまた来週 😉 

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