コロナ禍で思うこと ~後編~
公開日: 2020年10月26日
前回の続きをお話しします。(前回のお話しはこちらで・・・・)
*価格なのか、機能なのか*
お客様の財布のひもはとても固いと思います。
しかし、抗菌・抗ウィルスのトレンドは間違いなく存在すると思います。
商品ラインアップとして必須だと考えます。
抗ウィルスについては、すでにエビデンスの取れているものは問題ないですが
今後ウィルスが変化していくことも考えられますし、終息後の問題もあります。
現状では、気分的に外で干すのはいやだなという方は部屋干しをすると思いますし
これだけ状況が長く続いてくると、部屋干しツールを充実させる方も増えると思います。
そうなれば、将来的に部屋干し習慣がついて抗菌加工は重要かもしれません。
抗菌加工に軸足を持ってくるのが賢明策だと思います。
*人類の歴史は、ウィルスとの闘いの歴史*
ある意味コロナ以前の日常が、たくさんの種類の新型インフルエンザの大流行を
超えた後の結果だとすれば、
終息後は何もなかったかのような日常が待っているのかもしれません。
*難しい時代を生き抜くことの重要性(みんなタオル大好きですか?)*
コロナ禍以前、長らく平和すぎる時代が続いていたと思います。
就職活動も売り手市場といわれ選択肢が限りなくたくさんあった時代です。
そういう皆さんに危機感を持ちましょうだとか、
働ける喜びを感じましょうと申し上げても自分に関係があるという実感がわくはずがない。
これは仕方がないことだと思います。
しかし、2021・22年卒で入社してくる学生は実際に体感してきた世代です。
会社説明会が延期になりいつ開催されるかわからない、学校に行けない、友達に会うことができない。
今年・昨年の新人の方まだ記憶に新しいと思うので思い出してください。
繊維そして商社で探していたとしたらアパレル企業が花形ではなかったですか?
でも、今は大変厳しい状態になっています。
同じ繊維でも当社の経営基盤は盤石です。
タオルとは本当にありがたい商品なのです。
タオルを扱う会社それも業界のトップ企業に勤めている皆さんもありがたみを是非感じてほしい。
来年からは、ある意味地獄を経験してきた新人との闘いが始まります。
当社の楽しさそして強さを後輩に教えられる先輩に成長してほしいと思っています。