「自主的に働く」習慣がミスを大幅に減らす
公開日: 2017年3月06日
今回は、残業はゼロ・報連相禁止で有名な未来工業株式会社 山田社長のお話。
ミスや失敗は誰でも”必ず”します。
だから、「ミスをしちゃダメだ」なんて思わなくてもいい。
ミスを怖がっていたら新しいことにチャレンジ出来なくなります。
そもそもミスや失敗は、人として成長していくために必要なものです。
”深く考える”きっかけになるし、ミスや失敗をすればするほど
「このままではミスがまた起こるかも」といった”皮膚感覚的な気づき”も身につきます。
ですから、これまであまりミスや失敗をしてこなかったという人の方が心配です。
但し、重要なことは「同じミス」を繰り返してはいけないということです。
周りは成長していないなと不満に思い、職場の雰囲気が悪くなります。
「やらされている」という感覚で仕事をしている人は、責任感があまりなく、
ミスをしても”他人事”として捉えるので反省しにくい傾向があります。
これは「自主的に働く」ことで解決できると思います。
「自主的に働く」とミスを”自分の責任”と捉えることで、反省はもちろん、対応策も考えるようになります。
常に自分の頭で考えて自主的に行動をするということだけで、仕事のミスは大幅に減るはずです。
もう一つ、ミスをした部下に対する上司の対応が重要ですね。
「反省しろ!」と怒鳴る上司がいますが、逆効果です。
怒られると思うから隠蔽が横行します。
「そうかミスしたか。次からどうする?」で十分です。
何故なら、すでに反省して対応策も考えてくれているはずだから....
他力本願ではなく、自力をつけて成長する組織そして会社を目指しましょう。