タオルの基礎英語♪
公開日: 2017年1月30日
こんにちは 商品部 室井です
今回は、商品部が海外のメーカーさんとのやりとりに使う タオルに使う基礎英語 をご紹介したいと思います
~初級編~
まず、タオルの各部位のことを英語でどのように呼ぶのでしょうか?
タオルには、大きく分けると3つ部位「パイル・ヘム・ミミ」からなりたちます。
パイルとは、肌に直接触れる輪っか(ループ)状の糸を指します
そのまま英語でも、Pile (パイル)や Loop (ループ)と呼びます。簡単ですね
ヘムとは、タオル上下の端のことを指しています。きっと英語から来ているのでしょう
英語でも、Hem(ヘム)と言い、私がやりとりしている海外の方とは、Cross Hem と言っています。
Cross=横切る
中学英語で Cross the street =「道路を横断する」と習ったことありませんか
ちょっとややこしいですが、英語圏の方は、
タオルの左右を横切っている(=Cross)ヘム(=Hem)という風に考えたのでしょうね
ミミとは、タオル左右の端のことを指しています。
英語では、Long Hem(ロング ヘム) や Side Hem(サイド ヘム)と呼んでいます。
Cross Hem より長いヘム、という意味で Long(長い) Hem(ヘム) や、
Cross Hem に対して側面にあるヘム、という意味で、Side (側面の)Hem (ヘム)と呼んでいます。
日本では、左右にあるはしっこ、という解釈で、”耳”と呼んでいるのですね。
日本人っておもしろいなぁと思うと同時に、タオルってかわいいいなぁと愛着が湧きます
さて次に、みなさんはどんな色のタオルがお好きでしょうか?
タオルは大きく分けると、2つの染め方があります。
タオルを織るときは、白く(正確には白ではなく、綿そのものの無漂白でちょっと茶色がかっていますが・・・)、
「タオルが織り終わってから染める」 後染めという方法と、
タオルを織るときから、糸に色がついていて、いろんな柄を表現してくれる
「先に糸を染めて織る」 先染めという方法があります
では、後染めは、英語で何というでしょうか?
実は人によっていろんな言い方をしますが、私がよく使うのは、Piece Dyed (ピースダイド)です。
Piece(1枚)をDyed(染める)という感じでしょうか。
(実際には、1枚ずつ染めている訳ではなく、たくさん一緒に染めているのですが・・・)
他にも、Solid Color(ソリッドカラー)や、Plain Dyed(プレーンダイド)と呼ぶ方もいらっしゃいます
Solid=固体と覚えた方も多いかと思いますが、Solid には、無地の、という意味もあります。
よく無地カラーと呼ぶ方がいらっしゃるのは、この Solid Color を日本語に変えた感じでしょうかね?
Plain も同じです。プレーン味とか、食べものでもよくありますが、Plain (無地に)Dyed (染めた)という意味ですね。
先染めはどうでしょう?
こちらは、Yarn Dyed(ヤーンダイド)と言います
Yarn (糸)がDyed(染まった)状態で、織り上げて作るタオルなので、このように表現するのでしょうね。
タオルに使う英語は、とってもシンプルで分かりやすいです
A PIECE OF CAKE
とまでは、いかないですが・・・
さて、何という意味でしょうか