今回、ご紹介するのは、泉州こだわりタオル “スーペリアドット” です。
日本のタオル産業発祥の地とも言われている大阪・泉州でつくられたタオルです。
ボリューム感のある海外の高級タオルに注目が集まる一方、
“本当に普段使いたいのは、もっと軽い昔ながらのタオルなのに・・・”という方も多いのでは?
泉州で作られたタオルは、“後晒し”※1という伝統的な製法がゆえに、
吸水性がよく、ふんわりしたやわらかさが特徴です。
その中でも、厳しい基準をクリアし、仕様にこだわりのある商品にのみに与えられるのが、
“泉州こだわりタオル”の称号。
“スーペリアドット”は、世界最高級と言われるスーピマコットン※2を使用し、透かし織り※3という
伝統的な方法が用いられたことから、泉州こだわりタオルに認定されています。
パイルヘムになっているので、どこを使ってもやわらかく、スーピマコットンのしなやかな肌触りが
心地よい1枚です。
泉州タオル独特のかるい使い心地と、吸水性の良さは、日本で昔から愛されてきたタオルの象徴です。
ぜひ、肌に触れて、この使用感を感じてみてください♡
※1 後晒し・・・“さらし”とは、糸に付いた不純物を取り除き(精練)、白くする(漂白)工程のことです。
タオルを織る際に糸切れを防ぐため、糸につけた糊(のり)や、材料である糸(=綿<わた>)にもともと付着している、油分や不純物をきれいに全て取り除き、漂白・水洗いする必要があり、その工程を“さらし”と言います。
後晒タオルは、その“さらし”をタオルが織り上がった後で行うことによって、吸水性に優れた肌ざわりの良いタオルになります。(http://www.senshu-towel.jp/より引用)
※2 スーピマコットン・・・スーピマは、“Superior Pima(高級ピマ)”を略したもの。もともとアメリカ大陸では、南米ペルーでピマ種の綿花が栽培されていました。その綿花を中心に品種改良されたのがスーピマ綿で、この名称は、アメリカスーピマ協会の登録商標になっています。スーピマ綿は、繊維長35mm以上の超長繊維綿です。繊維が細く長く、しかも長さが均一で、強く、耐久性に優れています。また、しっとりと柔らかい肌ざわりはカシミヤに匹敵すると言われているほど。製品になったときの独特の光沢も魅力です。(htp://www.cottonusa.jp/story/superiorpima/より引用)
※3 透かし織り・・・スレン染料という特殊な染料をつかって染められた色糸を使って織り上げられた縞模様がパイル糸の間からほんのり透けて見える泉州タオルの技法。(http://www.senshu-towel.jp/より引用)